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【エロゲ感想】穢翼のユースティア(AUGUST)

AUGUSTさん作「穢翼のユースティア」の感想になります。

AUGUST作品のプレイはこれが初めてだったりします。
この界隈ではかなり有名なブランドですね。
「徹底的に作り上げた世界観が売り」みたいな話をよく聞きます。

中でも本作は「本気」とも言われている作品のようなので、非常に期待しております。

穢翼のユースティアのルート分岐はヒロイン途中下車方式のようなので、
前から順番に攻略して感想を書き連ねております。

※ネタバレ全開ですのでご注意ください。

「穢翼のユースティア」のネタバレ無しレビューこちらのサイトに掲載しております。
リンク先のサイトも私が運営しておりますので、よければご覧くださいませ。

目次

シナリオの感想

フィオネ√

なるほど、なかなか独特の世界観ですね。
穢翼というだけあって、羽化病にはストーリー上大きな意味があるのでしょう。

ところで私はこういった横文字が多いゲームは敬遠しがちなんですが、
本作に関してはとっつきやすい部類な気がします。

長ったらしい解説がないためにテンポが良いです。テキストも読みやすい。
物語を展開していくなかで少しずつ世界観を掴んでいける構成になっていて、
上手いこと作ってるなーと思わず感心。

あとAnother viewで主人公以外の心情描写があるんですね。
他の人物の思考を理解したうえで、話がどう転んでいくのかを楽しめるのは面白い。

ですがキャラの口から語られる前にそのキャラの思考が把握できてしまうため、
想像の余地がなくなってしまうという短所もあり、
ある程度予測して楽しみたい方には不評だったりするのかなと。
ここは一長一短な気がします。

私としてはストーリーが追いやすくなるので、良いと思いますけどね。

話をシナリオの方に戻しまして。
事件の記憶を掘り起こそうとするカイムとそれを隠そうとするユースティアちゃんの駆け引きは目が離せない。
にしてもユースティアちゃんはかなり訳ありっぽいですが。色々と気になりますねえ。
まあそれに劣らずカイムも訳ありっぽいですがw

ユースティアは事件の夜の記憶を語り、カイムの前から姿を消してしまう。 降りしきる雨の中、ユースティアは何者かに殺されてしまうも、謎の光と共に蘇生する。
そしてOPが流れます。
いやーこれはびっくりしました。まさか蘇生するとは。
ということは事件の夜も実は同じことが起きていたのかな?
うーむ、なかなかに謎が深まります。羽化病罹患者の稀な特質なのか、それともユースティアの能力なのか。
真相が気になるところです。

にしてもここでOPに入るのはズルい。
絶妙なタイミングで挿入してきますねw

そしてお次は防疫局、通称「羽狩り」の隊長ことフィオネと共に謎の殺人鬼「黒羽」の捜査を進めることに。 調査の末、黒羽内通者が防疫局内部に存在することが発覚。 内通者であったラング副隊長を自白させることに成功するも、自害されてしまう。

いやー面白かったです。
ラング副隊長に自害されてしまうのはちょっとどうなの、とは思いましたがw
まあこの場面はフィオネに対する一つの試練を描くことが目的なのかもですね。

しかしフィオネは良い性格してますね。
始めは生真面目なただの堅物でしたけど、カイムと関わるにつれて段々くだけてくるのが可愛いです。
事件についても、色々思うところはあるでしょうが、
現実を受け止めて前に進もうとするその姿勢は素晴らしいと思います。

こういう素直な女の人って好きです。攻略したくなってきたな(

黒羽の正体はフィオネの兄クーガーだった。 フィオネは自らクーガーに手を掛け、黒羽の大量殺人をストップさせる。

選択肢はどちらを選ぶか迷いましたが、
「家族だからこそ」と考えた結果、下を選びました。
フィオネにとっては辛いことばかりでしたが、真相に近づけただけ前進ですよね。
まあ作中で述べていたようにフィオネ自身にも責任はあるわけですが。

治癒院に関しては胡散臭いなと思っていたので、そこまで驚きはありませんでした。

羽つきには稀にユースティアのような特殊な能力を持っている者がおり、
それを研究するために羽つきを集めてる・・・とかなんですかね。

まあただの憶測なので、詳細はまだまだわかりませんけどもw

茫然自失するフィオネに対して荒療治を施すカイム。
やはりイケメンですねこの男。自ら嫌われ役を買って出るとは。これは真似できそうにないw

そこそこ溜まっていた好感度がこれでリセットされてしまった感。
むしろマイナスになったか。まあこれからの展開に期待ですね。

それにしてもユースティアちゃんはこれからどうなるのでしょうか。
このまま見逃し続けてくれるのかな? 気になるところですね。

・・・というわけで先進めていこうと思ったんですが、
ちょっと進めていくうちにどう考えてもフィオネルートのフラグが折れていることに気付いてしまったので、
前の選択肢からやり直してフィオネルートから先にやっていきたいと思います。

このゲームはどうやら途中下車方式のようで。出てきた順番通りに攻略していきたいと思います。
というかナチュラルにフラグ折ってしまっていてちょっとショック・・・w

でもですね、あそこはやっぱりフィオネ自身にとどめを刺してもらわないとダメだと思うんですよ!
私の選択は間違っていないと思うんですよ、常識的に考えて!(言い訳)

フィオネEND

個別ルートなんて無かった(

いやほんとに。セックス2回してからの結婚式で終わりという呆気なさ。
てっきりもう一悶着あるのかと思っていただけに肩透かしでした。
恋人になるまでは非常に良かったんですけどねー。エロだけというのはかなり残念。

エリス√

不蝕金鎖と風錆の争い及びカイムとエリスの関係の変化、その行く末を描いていく感じですね。

まだ途中ではありますが、やはりストーリーが面白い。
気が付けば2、3時間過ぎているぐらいには熱中してましたw

エリスがかなり不安定なのが気にかかりますし、
麻薬の扱いから始まった組織同士の争いに関しても、
どういう結末になるのか気になって仕方がない!
とりあえず最後まで突っ走ります!

最後まで突っ走りました!
「面白かった」の一言に尽きる!
・・・さすがにこれでは感想にならないので、以下につらつらと所感をw

エリスが狂っていくサマや不蝕金鎖が徐々に追い詰められていく過程は見ていてなかなかに辛く、
「鬱ゲー」と言われても仕方ないぐらい重苦しい。

ルキウス郷と練り上げていた作戦はどんなウルトラCなのかと期待していたものの、
ベルナドが羽狩りたちから逃れられない状況を作りだし、そこで取り押さえてしまうという至ってシンプルなもの。

エリスに関しても「それで説得されるの・・・?」という疑問が残り、若干拍子抜けでありました。
終盤でのカタルシスがやや物足りなかった印象。

とはいえストーリーの「起承」の部分はクリックが止まらなくなるぐらいのめり込めましたし、
丁寧な話運びは非常に読みやすく、読み物としてはかなりレベルが高いのもまた事実。

カイムとエリスの歪な関係性がまともなものに昇華されたのは良かったです。
不蝕金鎖と風錆の争いが解決したのも喜ばしい。ジークさんイケメンや・・・。

クスリを燃やしていた場面でティアに吸い込まれていった光や、カイムを亡きものにしかけた女などの謎が残りますが、
これらは先に繋がる伏線ということで、期待しておきましょう。

エリスEND

雨の中の選択肢で「エリスとともに生きる」を選択すると突入しました。

フィオネと同じパターンでしたw
2回エッチしてからのEDですね。

まあ個別入るまでのシナリオはすごく良くできているので、目を瞑ることにいたしましょうw

というかこのゲーム、個別ルートという概念がない・・・?
個別ルートという概念が存在しない退屈な世界。

・・・個別パートはエッチパート!(

聖女イレーヌ√

「ユースティアが天使の御子である」との手紙を聖女から受け取り、
上層の聖殿に赴いたカイムとティア。

聖殿に逗留することになったカイムと、
聖女を筆頭とした聖職者たちとの関わりを描いていく感じのパートですね。

理不尽、不条理の極みのようなシナリオだったと思います。
聖女の祈りで都市が浮いているわけではなく、
聖女の存在意義は「崩落が起こったときのための生け贄でしかない」と。

・・・こんなふざけた話がありますかね。人の命をなんだと思っているのか。
思わずディスプレイを殴りたくなるくらい熱くなってしまいました。
ここまで感情を揺さぶられたゲームは久しぶりな気がします。
良いゲームですよほんとに。

崩落でメルトが死亡するのもえげつないですよね・・・。
思わず「え!?」って声出してしまって、しばらく茫然としてしまいました。

あのときのヴィノレタの扉を開ける演出すごいですよね。
そして現実を知って叩き落とされるあの感じ。
これは実際にプレイしないとわからない感覚だと思います。

処刑の場面は「髪の色明らかに違うだろ!」ってツッコミたい衝動を必死に堪えていましたw
あれはさすがに無理があると思うの。

あと聖女さんは崩落以前から民衆の前に姿を現していたので、
人ごみに紛れていても見る人が見れば気付くんじゃないかなあと。
この場面はちょっと強引だったように思えますね。

そのあとは落ちて二人とも助かってジークブチ切れてカイムくんが宥めて上層へ真実を探りに行く感じ(長い)。

処刑の場面がちょっと強引に感じたぐらいで、他は非常に面白かったです!
驚愕するシーンが多いルートでもありましたね。ヴィノレタ崩落はほんとに衝撃でした。
コレットとラヴィも可愛かったですし、控え目に言って最高でした。

さてお次はちょこっとしか出てきていないリシアのルートになるのでしょうか。
その次がTRUEのユースティアかな?
期待で胸が高鳴って仕方ない!

聖女イレーヌEND

エロシーンがエロい!!!
遠野さんは演技がお上手。ごっくん多めなのは個人的に嬉しかった。
最後のCGは素晴らしいぞ。

ラヴィエンドもあるのですね。
これはおまけのエピソードですが、酔っ払いラヴィちゃんが面白くて可愛かったですw

あとラヴィリアは私の大好きな桐谷華さんがCV担当ですね。
ラヴィリア自体が悪いわけではないですが、
大人しいキャラなので桐谷華さんの演技力を活かしきれていない感じがします。

桐谷華さんスキーの見解としてはですね、桐谷華さんにはもっと暴れさせていいと思うんですよ。
卓越した演技力を持っている方なので、
テンション高い系のキャラとか面白い子のほうが合ってると思うんです。

有名どころで言えばサノバウィッチの寧々ですよね。
あれはほんとにもう破壊力がすさまじくてボイスを何回聴き直したことか。

そういえば駄妹キャラで有名なクロデをまだプレイしていない私。
あの子どうなんでしょう。桐谷華さん好きな人でプレイした方がいれば是非感想を聞かせて下さい(

おっと大分話が逸れてしまいました。桐谷華さんのことになるとつい語ってしまう悪癖が。
なにはともあれ、ラヴィは可愛かったってことです!(てきとうな締めくくり)

リシア√

王女でありながら都市の現状を何も知らなかったリシアは、カイムの話を聞いたのちに牢獄を視察する。 牢獄がどういった場所なのかを自らの目で確かめたリシアは、 牢獄の惨状を放置し悪政を続ける執政公「ギルバルト」を失脚させるために動き出す。

概要としてはこんな感じでしょうか。

このリシアのパートもめちゃくちゃ面白かったですねー。
展開の仕方やストーリーは王道的で、熱く盛り上がる場面もあれば感動で泣きそうになってしまう場面も。

締めくくりに関しても後腐れがなく、個人的にはかなり好みのシナリオでした。

あとリシアの成長物語でもあったと思います。
ルート序盤では頼りない感じですが、後半では見違えるくらいしっかり成長していて感動しました。

リシアがヴァリアスの剣を掴むシーンはもう鳥肌ものでした。めちゃくちゃ熱い! 

音楽、CG、ボイスが渾然一体となって身体に訴えかけてくるあの感覚!
エロゲプレイヤーなら誰しも感じたことがあるであろうあの高揚感!!
ここは心に残る名シーンでしたね・・・。本当に最高だった。

戴冠の儀のシーンでは、王冠の中に花冠が隠されているというサプライズが。

リシアは国王の実子ではありませんでしたが、
ちゃんと愛されていたんだなと実感できたので良かったです。
ここも素晴らしいシーンでした。

あとはルキウスの正体も明かされましたね。
ある程度予測はしていたのでそこまでの衝撃はありませんでしたが、それにしても驚きでした。

カイムを通じて成長していくリシアが努力し勝利するこのパートは見所がたくさんあり、
一言では語り尽くせないほどのボリュームと、高い質を持ったシナリオだったと思います。

追い詰められた執政公が呆気なくやられ過ぎでは・・・とかも思いましたが、
他の出来が良すぎるのであまり気にはなりませんでしたw

変な方向に話が逸れることもなく、最初から最後までしっかり描ききってくれた印象。
目につく粗もほとんどなく、手放しで絶賛できる素晴らしいシナリオでありました!

リシアEND

エロい!(小並感)
本編で正常位がないのはいかがなものか。

おまけの召使い姿でのエッチはかなりエロかった。
小柄な女の子のごっくんって興奮しませんか?
小さなお口で必死に呑みこむあの感じ最高ですよね(変態)。

ユースティア√

まだ入っていなかったので、ルートに入るためにリシアを振ったら展開がかなり異なってて驚きました。
ギルバルトの最後が全く違う展開に。
茶番ではありましたが、システィナの裏切りにはびっくりしましたw

ただ、ヴァリアスが死んでしまったのは悲しいですね・・・。良い男なのに残念。
都市を浮かせているのは天使だと判明します。
そして天使と何かしら関係がありそうなティアの正体はいかに・・・?

真実を求めて、ユースティアのルートに参りましょう。

完走いたしました。
身体と精神を徐々に蝕まれていくティアや己の本心に気付かずに葛藤を続けるカイムなど、
結構鬱成分強めで気が重くなるシナリオではありましたが、
ラストで晴れやかな気持ちになれたので安心しました。

今まで登場したキャラやヒロインたちも一通り活躍して空気になることもなく。
フィナーレとしてふさわしい出来だったかと思います。

しかしある程度予想していたとはいえ、やはりティアとの別れには辛いものがある。
カイムと生き残るハッピーエンドも見てみたかったですが、シナリオ的に厳しそうですね・・・w

でも未来が希望に満ちていたので良かったです。
残ったカイムたちにはティアのためにも平和な世界を作っていってほしいところ。

ルキウスとの決着もきっちり付けてくれて良かったですね。
ティアをぶすぶす刺しだしたときは「なにやってんだこいつ」と狂気を感じましたがw

常に合理的な思考で正論を振りかざしてカイムを叩きのめしていましたが、
終盤では死にそうになったところを庇ってくれたり、
「ティアを犠牲にすることはできない」という選択を取ったことに安堵したりと、
なんだかんだ弟想いの良いヤツだったと思います。

「カイムを救うことが生まれてきた意味」と、
ティアは命の答えを見つけ出せたようでなによりです。
不条理で辛い人生を送っていたようですが、最後に報われて良かった。

主人公“カイム・アストレア”の感想

昔牢獄で殺しをやっていた不蝕金鎖の腕利き。
物語開始時点では何でも屋で、腕の立つ用心棒といったところ。
基本的に敵無しで、仇なす相手は容赦なく叩きのめすため見ていて心地よい。

他人に対しては親身にアドバイスするものの、自身に対してはあまり関心を示さない。
その点はエリスやコレットにも指摘されており、
精神面においては「まだまだ成熟しきっていない若者」といった印象を抱きます。

最終ルートのユースティアルートに至っても終盤まで己の本心に気付くことができないため、
見ていてイライラしてしまう場面もありました。

ですが最終的には本心に気付き、
「都市の命運とティアを秤にかけたとき、ティアを蔑ろにすることができない自分」がいることを受け入れます。

その後ティアを守るためにルキウスの元へ向かっていきます。
明確な目標が定まった後の彼の動きはとても頼もしくかっこ良かった。

このカットイン好き。

総評

浮遊都市「ノーヴァス・アイテル」を舞台とした、そこに生きる人の有様を描きあげた本作。

最初から最後までクリックが止まらなくなるほどの質の高いシナリオは、正直言ってすごい。
思わず「参りました」と言いたくなるぐらいです。それぐらいの素晴らしい出来でした。
特に最後のユースティアルートは涙なしには見られない。

ノーヴァス・アイテルに生きるキャラクターたちはややクセ者ぞろいではあるものの、
嫌みがないためみんな好きになれました。

ヒロイン勢以外ではジークが結構好きでした。
主人公の旧友とか組織の頭とか牢獄の王とか色々な顔を持ってましたね。
かっこよかったです。あとボイスが良いw

そしてしっかりと場を盛り上げてくれる音楽も外せないですね。
OPは直前の展開も相まって鳥肌が立ちました。

演出面においても色々工夫が見られます。
豊富なSEから始まり、
メッセージウインドウに映らないセリフや明暗の調整といった細かい部分にもこだわりが見られます。
こうしたこだわりが作品の完成度を高くしているのだな、としみじみ感じましたね。

ADVゲームとして、一つの世界の物語を描く作品として、ここまで完成度の高いものはなかなかないでしょう。

オーガストさんの「本気」をしかと見届けさせていただきました。名作で間違いありません。

点数

シナリオ 20
(最初から最後まで目が離せないシナリオ。つまらない部分が何一つありませんでした。個人的にはリシアのルートが一番好き。文句無しの満点ですね)

キャラ 19
(みんな人間臭さがあって魅力的だった。コレットとラヴィは良いコンビだったと思いますw)

音楽 19
(全体的にハイクオリティ。場面に合った音楽を流してくれます。
OPの「Asphodelus」が最高でした。他では「Heavy strokes」「The Wind,the Cloud,the Earth」「La Rosa」などが特に良かったです)

システム及び演出 18
(単なる紙芝居に留まらず、様々な演出で楽しませてくれたと思います。タイトル画面変わっていくの良いですね。こういうの好きです。システム面も良い感じ。ほんの少しの誤字脱字はありますが、全く気にならないレベル)

全体の完成度 20
(恐ろしいほどの完成度の高さ。一つの作品でここまで完成されているものは他に類を見ない。
欠点などほとんど見当たりませんね。こちらも文句無しの満点です)

合計96点です(100点満点中。各項目は20点満点)

商品リンク

穢翼のユースティア

穢翼のユースティアは、
win10に対応した新装版がダウンロード版限定で販売されています。

今から本作を購入する方は対応OSが最新の新装版をおすすめいたします。

私のPC環境(win10)ではパッケージ版は問題なく動作していましたが、
パッケージ版のwin10の動作は保証できません。その点だけご注意ください。

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