『コイバナ恋愛 ミニファンディスク アフターフェスティバル』の感想になります。
『コイバナ恋愛 ミニファンディスク アフターフェスティバル』は2024年3月にASa Projectから発売されたエロゲです。
『コイバナ恋愛』のFDですね。
本編こころ√の後日談「アフターフェスティバル」と、各種ミニエピソードが収録されています。
※ネタバレ全開ですのでご注意ください。
『コイバナ恋愛 ミニファンディスク アフターフェスティバル』公式サイト
シナリオの感想
アフターフェスティバル
本編こころ√の続きの話で、みんなで学園祭の準備を楽しみつつ、当日でサブキャラの恋愛が成就するエピソードでした。
キャラの口から「FDだから~」などのセリフが飛び出すメタネタを随所に交えつつ、
終始賑やかに楽しめた良いアフターでしたね。
私が好きなのは序盤の買い出しに行くシーン、未愛が思わず本音を漏らして告ってしまうのがヤバかったですね。
過去最高のニチャつきをかましてしまいましたよ。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ついにサブキャラたちの関係が進展するのかと思うと、ワクワクが止まらなかったです。
学園祭の準備は畔さんの半端ないはしゃぎ具合が見ていて面白かったですね。
はっちゃけてるなあとw
後はこころのメイド服ですよね。
地雷系ちょいエロメイド服とかいう、またもやオタクに刺さりすぎる衣装を披露してくるんですよ。
こんなのたまりませんわ。

可愛すぎるんよ!!!
後は当日のサブキャラの恋愛成就、
鴇矢と未愛はなんというか「まあこういう感じだろうなあw」というやり取りで、ある意味良かったです。
そして光生といのりですよね。
あの黒板の落書き、まさかのいのりの仕業だったのは驚きました。
「いや、この子自覚ないだけで、がっつり光生のこと好きなのな!」ってw
光生のためにわざわざ手間暇かけてイタズラ仕込むってさあ……いのりさん、自分の愛の深さをおわかりですか?
告白のシーンでは「幸せない恋になんて愛されるはずがない」というセリフが好きでした。

芝居がかったセリフですが、このシチュエーションだから響くものがあって良きです。
後は何よりも、いのりのこれですよ。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
あまりにも俺たちが待ち望んだ言葉すぎて……。エモい、エモすぎる。
光生のひたむきな想いが結実した瞬間で、本当に良かったです。
これが見たかったんだよ……!
締めのシーンはまさかの男連中の王子服CGで笑いました。
けど、こういう遊び心を感じられるシーンはアリですね。
ノベルゲームに限らずですが、私が一番ゲームに求めているものは「楽しさ」ですので。
こういう楽しませてくれるシーンは最高でした。
いやー、もうこの「アフターフェスティバル」で早くも満足してしまった感がありますねw
サブキャラたちの恋愛の決着が一番気になっていたんですよね。とても良かったので大満足でした。
まあとはいってもまだ他のエピソードが残っていますので、それを見ていきましょうか。
サブカプのエッチシーンは気になるところですが、
「こころ以外のヒロイン→サブ→こころ」の順でいきたいと思います。
学校一可愛い先輩と学園祭
めぐり先輩と学園祭を楽しむお話。

テーブル隠れフェラ、エロすぎて一億点でした。
後は最後の綿飴のCGが良かったですね。
めぐり先輩は笑顔が素敵だなって思います。
トコちゃん脱ぼっち計画
学園祭の準備の後、トコちゃんとエッチするお話。
ツインテトコちゃんが可愛かったです。

おへそ出すのはなかなか攻めていましたね。
ただ、トコちゃんはこれやっちゃうとお腹痛めちゃいそうだなぁ……w
修学旅行の夜とイモムシ
修学旅行の夜にトコちゃんとエッチするお話。
同級生の演技するトコちゃんが妙にエロ可愛かったです。
幼馴染みカノジョと過ごす最高の一日
千依とバスケしてラブラブエッチするお話。なんですが――

エッチよりも開幕の裸エプロンの方がえちえちすぎる件について。結婚しよう。
攻略できる妹がいる世界 with幼馴染み
千依と叶梨と禁断の3Pをするお話。
まさかの叶梨とのエッチ!!
さすがに夢オチでしたが、まあこのゲームはこれでいいでしょうねw
夏の夜の楓美物語
大河と楓美の初エッチのお話。
ついに楓美とのエッチシーン……!

なかなか描写が丁寧で良かったですね。
にしてもパンツと水着の違いがわからない大河はセックスのことはわかるんですね。
知識偏りすぎでしょっていうw
エッチして幸せそうな二人を見られて何よりです。
目覚める妖怪、抱かれる楓美
大河と楓美が学園祭中にエッチするお話。
ここのCGはなんか違和感ありましたね。楓美の胴が短いんでしょうか?
楓美のプリケツとパンツを強調するような構図だったのは非常に良きでした。
恋河原未愛はコイバナマウントを取りたい
怜と未愛がラブラブエッチするお話。
まあなんというか普通にエッチするだけでしたね。
にしても、最初からイケメンに狙いを定めておっぱいと根性で落とした未愛はなかなかすごいなと。
尊敬の念すら浮かびますw
もっと恋人らしくなりたい優等生
光生といのりがデートして初エッチするお話。

いのり、可愛すぎ問題。
いのりは私の好みに刺さるビジュなので、エッチな姿を見れて最高でした。
いのりは言葉が素直じゃないだけで、光生のことをかなり好きなことが行動の端々から伝わってきますね。
見ていて本当に可愛いです。
いのりちゃんを守護りたい
光生といのりが学園のプールサイドでエッチするお話。

いのり、可愛すぎ問題。
2つ目のエッチシーンを騎乗位にしたのはわかりてですね。
にしても、光生くんさ。
月を見上げながら愛しの彼女と学園のプールサイドでエッチするのはどんな気分だ??
私もそんな学園生活を体験したい人生だった……w
ヤることヤっていたふたり
叶太とこころが共同オナニーしてエッチするお話。

このCG、ヤバい。
構図が良いのはもちろんですが、夜の教室で照らされる女体が艶めかしすぎる……!
非日常的エロスがたまりませんな。
ここでこころのお口におち○ぽをぶっこんでくれたらもっと興奮できたのに……残念。
まあちょいハードなプレイなので、抜きゲー以外ではほとんど見ないかもですが。
にしても――

やっぱりこころんしか勝たん!!!
総評
『コイバナ恋愛 ミニファンディスク アフターフェスティバル』は、
こころ√のアフターで学園祭の様子が描かれる「アフターフェスティバル」と各種ミニエピソードで構成されたFDでした。
いやーシンプルに良かったですね。
「アフターフェスティバル」がめちゃくちゃ面白かったです。
『コイバナ恋愛』の賑やかで楽しい雰囲気をもう一度楽しめて幸せでした。
サブキャラたちの恋愛も最後まで見れましたし、言うことなしですね。
素直に良いFDだったと思います。
本編とFDに渡って、二度も楽しませてくれたことに感謝ですね。
『コイバナ恋愛』は売り方は気に入らなかったですが、
内容はとても楽しめたので、結果的には満足かなって感じです。
ASa Projectさん、楽しい作品をありがとうございました!
点数
コイバナ恋愛 ミニファンディスク アフターフェスティバル | |
---|---|
シナリオ | 15 |
キャラ | 19 |
音楽 | 14 |
システム・演出 | 16 |
全体の完成度 | 17 |
合計 81点 (各項目は20点満点) |

コメント
コメント一覧 (2件)
Cyberさん、いつも大変お世話になっております。
えりんぎです。
『コイバナ恋愛』無印と合わせて、コメント失礼いたします。私としても大変思い入れが深い作品でありますので、是非、ここは語らせていただきたく思い、ご迷惑かもしれませんが、コメントさせていただきます。
早速ですが、『アフターフェスティバル』の内容。これは、『無印』の感想を拝見した時点で、Cyberさんには刺さるのではないか。そう捉えておりました。感想記事も楽しみにしておりましたよ。魅力的なサブカップルの恋愛の補完。強力な〇シーン。そして、何と言っても、いのりと光生の例の告白シーン&〇シーン。私自身、発売日に当時、FC2ブログで散々語り散らし、「これは良いものだ」と宣伝して回ったのを覚えています。
一方、本作『アフターフェスティバル』にはいくつか弱点もあります。ASa Project様らしい作品ではあっても、ギャグがもう一回り欲しかった。シリアスとのメリハリ。そして、私としては特に気になった点としては『フタマタ恋愛』のFDにはあった各ヒロインの卒業後の描写がなかった点ですね。私は、R18ノベルゲームにおける、「卒業後」、「結婚(後)」というのは尊いものだと見ております。ゆえに、『フタマタ恋愛』は一つの恋愛劇として完結している。そう思い、批評空間でも高得点を点けておりますし、思い出の作品の一つになったわけですね。しかし、『コイバナ恋愛』とその『アフターフェスティバル』は「青春」に特化している。そう考えております。
それは、世間で見た時、良い事なのかもしれません。ですが、私は厄介オタクなので、どうしてもこころの、千依の、いのりの、他キャラクターの「その後」がさらに読みたい。そう考えてしまったのです。強欲ですよね。しかし、八日なのか先生のこれまでの傾向を考えると、それが叶うのではないか。そう期待していたわけです。ある意味、その期待は若干ではありますが、裏切られてはいます。しかし、満足感と充実感を得る事はやはり、出来ていて。その点、ASa Project様のファンをさせてもらっている者としては嬉しさもあります。
Cyberさんが、「青春」時代に対し、どうお考えかは私には分かりません。しかし、本作は青春時代を懐かしむ方々には特に刺さる内容であることは明確です。高い評価を得ることも一定の理解を示します。そこが、個人間での価値観が露骨に出ていて、面白い。そう思います。
私の本作の感想は、私の批評空間から閲覧できます。もし、ご興味がありましたら、Cyberさんにも是非、一読していただきたいです。本作の記事、本当にためになりました。作品全体の完成度と理解を深める良い機会になりました。いつものことですが、感謝申し上げます。
それでは、私からは以上とさせていただきます。別件ですが、2024年11月25日(月)の忘年会スペースで再び交流出来る事を心待ちにしておりますので、よろしくお願いいたします(´◠ω◠`)
えりんぎさん、いつもお世話になっております。
Cyberです٩(ˊᗜˋ*)و
いえいえ、お好きなだけコメントしていただいて大丈夫です。
というか、いつもコメントしていただき感謝しかないです。ありがとうございます!
『アフターフェスティバル』はとても良かったですね。
サブキャラたちの恋愛がここにきてようやく成就したということで、感無量でした。
ただ、アフターフェスティバルの世界線がこころ√と同一であることから、
「こころ√が正史である」と公式から宣言されたように思えたんですよね。
「他のヒロインが好きな方は微妙にモヤってしまいそうだな」というのは少し思いました。
内容としては良かったので、そこに不満はないんですけども。
「『コイバナ恋愛』のメインヒロインは乙女こころである」という下地があり、そこから他のヒロインの√に派生することもある。こういった開発のスタンスが、本編の不遇ヒロインの発生に繋がったのではないかと考えております。
……個人的な語りが長くなって申し訳ありません。
コメントへの返信をさせていただきます。
>>『コイバナ恋愛』とその『アフターフェスティバル』は「青春」に特化している。
仰る通りですね。
私もこの『コイバナ恋愛』という作品は、野郎と女子たちのワチャワチャ感を楽しむというか、輝かしい青春を楽しむことに重きを置いている作品だと思いますね。
個人的な所感ですが、前作の『フタマタ恋愛』はASa Project作品としては異端というか、かなり異色な作品だと思っているんですよね。
・舞台が大学である
・主人公が童貞ではない
・二股という恋愛のタブーを主題としている
といった感じで、わりと大人目というか「大人の恋愛」を描こうとしている節を感じました。
『フタマタ恋愛』が一つの恋愛劇として完結しているのは、そもそもそういう作品として作ろうとしたからではないかと私は分析しているんですよ。
結局アサプロさんって色々なことをやってみようとしているというか、常に挑戦を心掛けているブランドさんだと個人的には思っていて。作風が安定しないのはそういうところにあるのではないかと。
ともあれ、八日なのか先生の引き出しの多さには驚くばかりです笑
真剣に恋愛を描いていた『フタマタ恋愛』は、良きR18恋愛モノだったなと私も思っております。
>>本作は青春時代を懐かしむ方々には特に刺さる内容であることは明確です。高い評価を得ることも一定の理解を示します。そこが、個人間での価値観が露骨に出ていて、面白い。そう思います。
私はロクな青春を過ごせなかったので、本作のような青春はすごく楽しめて幸せでしたよ笑
まさに理想の青春って感じですよね。まあゲームって究極的には理想を楽しませてくれればそれでいいと私は思っているので、本作は結構好意的に評価しています。
>>私の本作の感想は、私の批評空間から閲覧できます。
えりんぎさんの本作の批評空間の感想は拝見しました。
本作の理解を深めてくれる素敵な感想でした。ありがとうございます。
『アフターフェスティバル』の内容が丸々『コイバナ恋愛』に入っていれば、というのは私も強く思ったところなので、完全に同意でした。
サブキャラの恋愛が歯抜けだったので、明らかに画竜点睛を欠くといった感じでしたね。
そこは私も不満を覚えた部分です。
最後に、忘年会スペースは私も楽しみにしております。
当日はよろしくお願いします(^^♪
以上となります。長文失礼いたしました。