『ジュエリー・ナイツ・アルカディア -The ends of the world-』の感想になります。
『ジュエリー・ナイツ・アルカディア -The ends of the world-』は2025年2月にきゃべつそふとから発売されたエロゲです。略称は『ジュエナ』ですね。
本作は『ジュエリー・ハーツ・アカデミア』の続編となっており、
ソーマたちペガサス組がデルタ帝国にやってきて、深層を探索する物語。
※ネタバレ全開ですのでご注意ください。
『ジュエリー・ナイツ・アルカディア -The ends of the world-』公式サイト
『ジュエリー・ナイツ・アルカディア』ネタバレなしレビュー(姉妹サイトへ飛びます)

シナリオの感想

本編
見所は多数ありましたが、粗も相応に多いシナリオでした。
私は前作のジュエハの結末に納得できていなかったので、本作をそこまで高く評価することはないだろうと予想していました。
まあその予想は概ねその通りだったわけですが、それでも本作のシナリオは正直かなり健闘した方だと思います。
「アリアンナが神様になって全てを片付けた超絶ご都合主義のラストからどう続けるんだろう?」と斜に構えた見方をしていましたが、それでもある程度面白いと思えたのですから、これは誇っていいと思うんですね(皮肉でもなんでもなく)。
まずは良かった点を5点、順に見ていきましょう。
良かった点
①序盤の観光パート
これは普通に面白くて楽しめました。
打ち解けたペガサス組の仲間(ヴェオ以外)と先生たち一行が新天地、デルタ帝国を観光する序盤のパートは微笑ましく見られました。
みんなのやり取りが明け透けなので、見ていて心地良かったんですよね。
キャロライナなどはその筆頭と言えるでしょう。
マスターと司書教諭の顔を使い分ける先生、ユニークで笑いました。
②深層探索のワクワク感
これは男であれば共感を抱いてくれる方は多いでしょう。
未知の大洞窟、誰も踏み入れたことがない空間、新種の生物、視界一面に輝く宝石。
まさにロマンの塊で見ているだけで楽しかったですね。
この場面はメアがとても楽しそうだったのが印象的でした。
電気魔獣を見てテンション上がるメア、超可愛いのですよ。

③意志力の応用
本作で最も意志の力を活用していたと言えるカーラ、《巡礼》の力の応用には驚きましたね。
《巡礼》の力は瞬間移動を可能とするものですが、それを攻撃として利用する発想に1本取られました。
光線をワープさせて1発で複数回狙い続ける機転、カーラの魅力と意志力の可能性を同時に感じられた良きシーンです。

あと、これはカーラに乗り移った雷神が行ったことですが、
扉で身体の一部を飲み込んで切断するという「殺人扉」にはゾッとさせられましたね。
いともたやすく行われるえげつない行為。
意志の力は扱うものによって姿を変えるという、好例だと感じました。
あともう一つ、これは応用というか合わせ技みたいな感じですが、
ソーマが所持するシャーロット先生の遺志、それをプリちゃんに託した時の「アレ」ですね。

こんなの全ジュエハファン大歓喜の瞬間でしょ!!!
いやー私もちょっと涙が浮かびましたもん。
先生にスポットを当てた続編ということで、これはやるしかなかったですよね。
最高にわかってる場面でした。ここは手放しで称賛するしかありません!
④ベルカvs.シズマ
私が本作でもっとも好きなシーンです。
最強の剣使いが二人揃った時、することは一つしかありませんよね。

さすがに最高すぎた。
ベルカのお膳立てでシズマの深掘りが十分になされ、彼が「自分が何者であるか」を悟ったのちに繰り広げられる全力の戦い。
シズマのハチドリの演出も気合が入っていて「おおっ!」と声が出ましたし、ここは本当に素晴らしかったですね。
最後、シズマがやりきった顔で消えていくのも後味爽やかで見ていて心地よい。
なんて気持ち良い勝負なんだと、このシーンだけでとてつもない充足感に満たされました。

シズマが剣士だと聞いて「これはベルカとの戦闘が期待できる!」とウキウキしていましたが、
その期待に全力で応えてくれて、私は本当に嬉しかったです。
前作でも私はベルカの格好よさには一目置いていましたからね。『ジュエナ』をプレイしていて一番楽しかった瞬間でした。
……あと戦闘前の「あなた、私の砥石になりなさい」っていうベルカのセリフが、彼女らしさ全開でくっそ笑った。
⑤グラフィックの向上、セーブ枠の増加
これはシステム的な部分ですね、
グラフィックはフルHDに向上、セーブ枠は好きなだけ増やすことが可能になり、実質無限に。
ヒトが意志の力に芽生えたかのような変貌ぶりですが、これは大きな評価点です。
こういった細かな改善をしないブランドさんは多いですが、きゃべつそふとさんは今回きちんとしてくれました。
これはしっかり褒めないといけません。きゃべつそふとさん、本当にありがとうございます!
良かった点は以上で終了となります。
さて、ここからは不満点を述べていきます。
私は全て正直に語りますので、清濁併せ吞んでいただけると嬉しく思います。全部で7点です。
不満点
①テンポが悪い
ジュエナは深層内部で仲間が散り散りになるので頻繁に視点変更を行いますが、これが非常にテンポを悪くしています。
もちろん単純に読みにくいというのもありますが、
プレイヤーにとっては既知の情報でも、その視点のキャラは知らないので再度説明が入る
個人的には、これが何度も繰り返されるのに辟易しましたね。
こういった群像劇的な描写はそれぞれが全く違う場所にいるからこそ意味のあるものであり、
同じ場所でやられても同じような景色を見るだけなので単純に飽きます。
しかも雷神の地形操作によってキャラの配置を変更し、深層内部を何度も使い回して尺を稼いでくるのも飽きを助長。
……雷神さん、早く降臨したいんだよね? シャッフル楽しんでる場合ではないですよ。
何度も見る景色と何度も聞く説明のせいで「早く進んでくれ」とさすがに焦れてしまいましたね。
②トリックらしいトリックがない
本作は前作のような衝撃的なトリックが存在しませんでした。
まあそう言っておいてなんですが、これは正直仕方ない側面もあると思います。
冬茜トム氏は以前、Xで仰っていました。
「トリックを器として用意し、そこから具材(ネタ)を盛り込んでいく」と。
以下はソース。
記念すべき日なので「アメイジング・グレイス」がどのように生まれたか、のお話をしましょう(語りたがりでごめんなさい)。
— 冬茜トム (@tom_fuyuakane) December 25, 2018
自分が物語を作る場合、ひとつの世界観を器として用意してから、そこに合う具材(ネタ)を後から盛り込んでいくという形を取ります。 #あめぐれ
冬茜氏の創作方法が『ジュエハ』にも当てはめられていると考えると、
『ジュエハ』の器(トリック)は前作の時点で消化されており、続編である本作は「トリックがもう用意されていない世界」ということになるのです。
『アメグレ』『さくレット』『ジュエハ』を全てプレイしている私は納得できました。
確かにあのレベルのトリックは土台(世界)から考えないと無理だと。
ただ、あの衝撃的なトリックは他では得難い快感があります。
「もう一度騙してほしい」と求めてしまうユーザー心理は理解できます。私もその一人です。
かなり厳しい状況の中、天才的な手腕でもう一度ユーザーを騙してきたのであれば、
私は全力で冬茜トム氏を称賛していたことでしょう。
冬茜トム氏なら、ワンチャンやってくれるのではないかと。
そういった期待を寄せていただけに、残念に思う気持ちも大きくなってしまったというのが本音です。
③演出がショボすぎる
本作、全体的に演出がかなりショボいです。
シナリオの魅力が半減しているようなレベルですね。
前作の時点で演出は微妙でしたが、本作もダメでした。
具体的には以下の点が挙げられます。
- 1枚しかない戦闘CGの徹底した使いまわし
- 1パターンしかない効果音、エフェクトの使いまわし
- 立ち絵、CG以外の表現がほとんど見られない
「状況に応じた素材を用意する」
これをもう少し意識してほしいと思ってしまいましたね。
反対に、唯一良かったのがシズマの必殺技。
神楽星やハチドリの演出はしっかり用意されているんですよね。なので「これは用意したんだな」と変な方向に感心したという。
もちろん専用の素材を用意してくれるのはとても良いことですよ。上の評価点でも述べてますからね。
ただ、そういった感想を抱いてしまうというのは「基本的に汎用素材しか使っていない」ことの証拠にもなるわけで。
これは余談かつ個人的な話ですが、私は最近AUGUSTさんの『千の刃濤、桃花染の皇姫』をプレイしたので、余計に演出の差が際立って見えてしまいましたね。
④ルクリナのキャラがブレている
雷神との最終決戦前、自己増殖の意志をルクリナが見せつけてくるシーンにおいて、
ルクリナの言動に違和感を覚えてしまったんですよね。
なんか妙に攻撃的というか。「お前たちは英雄じゃない」と前作でのソーマたちの行いを否定する必要はあったのかな?と
『ジュエハ』でペガサス組が《石喰い》の件でどれだけ頑張ってきたのかを知っているので、さすがにカチンときました。
というか、私はルクリナが影で頑張っていたこと立派だと思いましたよ。
ルクリナのおかげでノヴァサミットが滞りなく開催されたわけなので、間違いなく世界平和に貢献していたと思います。
世界のために様々な人が力を尽くしていた、それでいいじゃない。わざわざ仲間の努力を否定する必要はないのでは?
それこそ「リスク」の上がる行動だと思うんですけどね。

まあメタ的な視点でも分析しますと、ここではルクリナを敵にしたかったのでしょう。
ルクリナの真の意志の力が明かされ、立ちはだかる敵となる。物語的には意外な展開で引き込む力は強いですね。
ただ、そういった役割を無理に負わせた結果、ルクリナのキャラ性にブレが生じてしまいました。
ぶっちゃけ不自然ですよね。臆病なルクリナがあそこまで敵意をむき出しにしてくるなんて。
イルザやシズマなどのサブキャラは描写がしっかりしていたのでキャラが確立されていましたが、ルクリナはそういう意味では弱かった。
「陰の立役者は評価されない」
もしそこに思うところがあるのなら、それについて語っていただいても全く構わなかったわけで。
いずれにせよ、ルクリナ自身の掘り下げが足りないので、「いきなりキレてどうした?」と困惑してしまったというのが本音ですね。
⑤雷神との最終決戦が破綻している
本作のクライマックスですが、もっとも粗が見えてしまったシーンとなりました。
ソーマにオフィーリアを降臨させることで雷神の降臨を妨害しますが、「観測者は現実に干渉できない」という原則を完全に無視した挙句、降臨されたソーマも平然と人格を維持している。
この瞬間だけで二つも矛盾が発生していて、違和感がすごかったです。
地中に眠ったアリアンナの元にソーマが辿り着いたときオフィーリアと約束を交わしていたようですが、その部分の記憶だけ都合よくプレイヤーに開示されないのも謎。
逆転劇!みたいな感じで盛り上げたかったのでしょうが、私からすれば情報の後出しという印象が強く、いまいちのめり込めなかったです。
そもそもこのオフィーリアという存在、ジュエハ世界の「意志力」を創造した超重要人物なのに前作では一切出てこないのですよ。
ソーマとオフィーリアは、アリアンナを救出したときに約束を交わしているはずなのに。
彼女が本作からの後付けキャラであることは疑いようもないでしょう。

あと、地中で眠るアリアンナを琥珀付けにしたのは彼女のようですが、ここでも現実に干渉している矛盾が発生しています。
「唯識と化したアリアンナには干渉できる」と無理やり納得するとしても、ここでまたひとつ疑問が浮かぶんですね。「唯識」とはなんでしょう?
公式サイトに掲載されているので、以下は引用。
唯識[ユヴェル]
遺志を超越して至る意志の究極系。アリアンナ・ハートベルの《天照らす全能の翼》がそれに該当する。
『ジュエハ』には「意志」と「遺志」しかなかったはずですが、『ジュエナ』ではさらに「唯識」と「観測者」が追加されています。
『ジュエナ』の雷神とアリアンナは「唯識」に到達した存在のようです。
「意志」→「遺志」→「唯識」→「観測者」とステージが上がっていくんですね(ジュエナの場合)。
「唯識に到達した雷神は、現実に干渉する手段として雷を落とすぐらいしかできない」という説明がありましたが、深層の地形を自由自在に動かしたり、カーラの身体を乗っ取ったりするのは例外のようです。
「雷神の領域内、深層だからできる」という理屈を当てはめたとしても、雷神の領域内でなんでもできるのであれば、決闘のルールに自身を縛る必要はないからヴェオのオニキスなんて受け取らなければいいし、暗闇で盲目になったとしても電気信号云々を操って視力を回復させればいい。
そもそも唯識に到達した存在が盲目というのも滑稽ですよね。
「暗闇にずっといたから目が退化した」という説明がありましたが、なぜ視力だけは生物の尺度で語られるのでしょう。彼女は神のはずでは?
……色々うだうだ言いましたが、この「上位存在のできること」の線引きがとにかく曖昧で、物語の展開に応じて都合の良い解釈が発生しているのです。正直「なんでもあり」という印象が強かったですね。
⑥破局噴火《ボルカニック・カタストロフ》の止め方
竜玉を地上に持ち帰って《クラブ》の資本力とコネで資材を急ピッチで調達、設置、地熱エネルギーに変換。終わり!
さすがに雑すぎて笑ってしまいましたね。
結局お金と人脈で解決するんだ……ってなりました。このシリーズは意志の力の物語のはずなのに。
というかこの破局噴火《ボルカニック・カタストロフ》自体がなんか浮いてるというかね、違和感があります。
なんでこんな現実の科学者でも頭を悩ませるような無理難題を用意したんだろうって。
人類が滅ぶレベルの大災害なんて、軽はずみに出しちゃいかんでしょう。
アリアンナがアンドロメダを使うか使わないか。その葛藤を生み出すための舞台装置でしかなかったですね。
オフィーリアがこれをどうにかしたいから意志力が生まれる世界にしたというのも、こじつけ感が強い。
何千年も先の災害について、確固たる意志をもって頭を巡らせる。そんな人間が果たして存在するでしょうか?
西暦2025年の今から「いずれ太陽が爆発するからなんとかしないと!」って慌てているのと本質的には同じですよね。
⑦アリアンナの扱いが悪い
本作ではアリアンナがアンドロメダに別れを告げて普通のヴァンパイアに戻ります。
本作で生じた難題はアンドロメダに頼めば何もかも解決できますが、それをするとアリアンナは不滅の存在となって永遠に世界を見守らなければならなくなる。
「みんなの世界を守れるならやるよ」とアンドロメダに手を伸ばすアリアンナでしたが、彼女のヒトとしての奥底にある本能が心理的な抵抗を生じさせます。
アリアンナは「自分の向かう先には何があるんだろう?」という虚無感と、ヒトとしての未来を失うことへの恐怖を抱いてしまったんですね。
「人は、未来の可能性が閉ざされた時に絶望する」と何かで知りました。本作のメッセージはまさにそれですね。
雷神のアルカディア思想に対するソーマの答えや、アリアンナのヴァニタスシンドロームを通して言いたかったこと。
人は未来のために頑張れる
立派なメッセージですよね。私はすごく好きでしたよ。冬茜トム氏のメッセージは前向きにさせてくれるのが素晴らしいですね。こういったメッセージを描くために、アリアンナの自身と向き合う時間が必要だったのがわかります。
では本題に戻って、そういったアリアンナの扱いの何が問題だったのかというと、『ジュエハ』の続編である本作において「アリアンナの活躍」がほとんど描かれていないことです。序盤で数回アンドロメダを使っただけで、後は一生オフィーリアと喋ってましたからね。
彼女の意志が「天翔ける希望の羽《ダイヤモンドホープ》」のままであったなら、深層探索に彼女も加わっていたことでしょう。
『ジュエハ』はペガサス組の物語。級長であるアリアンナがずっと隔離され続けるストーリーはいかがなものでしょうか? 前作のラストで、アリアンナが神様になったからこうなってしまったわけですね。
私はみんなで深層を探索する続編が見たかった……。

そんな感じで、良かった点と不満点を述べさせていただきました。
賑やかで楽しいシーンも多かったです。夢中でクリックしてしまう熱いバトルもありました。
雷神目指して深層の最奥を目指すのはRPGみたいな感じでワクワクしましたし、
新種の電気生物をメアが興味津々に眺める様子は本作ならではといった感じで、すごく好きだったんですよ。
しかし、先の述べた多くの点が目に付いてしまったので、諸手を上げて称賛することは難しい、というのが正直な感想です。
やはり、前作のラストを受け入れられたかどうか。これが、本作の評価の分水嶺になると思います。
メモリアル
ミリア・メーレンドルフ
エッチシーンが楽しめる後日談。
最後アカデミアにミリアが来てたシーンは、ミリアにも制服着せてほしかったなーとは思いました。
そこで女子がワチャワチャしてくれたらもっと楽しめそうと思った。惜しい。
カーラ・S・クィンバーン
本編で突然ほっぺにキスしてきたカーラさんとのエッチシーンが楽しめる!
なのに、なんと本番1回だけ!? えっ、ミリアは3回あったのになんで……?
カーラのエッチが1回だけだった件について、以下、今の私の心境。

これはなかなかに度し難いですね。いや、カーラ好きだったのにほんと残念です……。
キャロライナ・マクラクラン
途中で女の子女の子したワンピース?着るマスターが可愛すぎた件について。

キャロライナ先生のキャワイイ姿に思わずメクラクラン(意味不明)
この服着てエッチしてくれたら最高だったのに、なんでないんだ……。
なんか本作のメモリアルは絶妙に外してきますね。惜しい内容が多い感じ。
ファビオラ・プリリッコ
マジエロプリちゃんでした。

これ言われてぇぇぇぇぇぇ!!!
「私で捨てたくせに」は男が女に言われたいセリフTOP10に入る!
オフィーリア
短すぎる。それだけ!?
ソーマ
ヴェオとメアが喧嘩して、ソーマが悪いことになって仲直りする話。
意味が分からない。なんでこのエピソードをわざわざここに入れたんだろう。
ワチャワチャやってる日常を描きたかったにしても、他のペガサス組が関わっていない理由がわからないし、色々と謎すぎる……w
アリアンナ
性欲魔神のアリアンナとエッチするお話。
前作みたいなえっろいフェラがなくて残念……!
ベルカ
自分から進んでフェラしてくれるベルカさん、その気持ちが何よりも嬉しいのです。
前作では精液をぺって吐き捨てていたベルカさんがこんなになるなんて……w
メア・アシュリーペッカー
メアのフェラはさすがにえちえちすぎた。
しかも裏筋だけ執拗に攻められるという、女の子に攻められるのが大好きな方には最高のシーンですな!
あと、メアの食べてたパンケーキがめっちゃ美味しそう。
きゃべつそふとカフェのメニューにあるみたいなので、食べに行ってみたい……!
ルビィ
孕まSEXしたのに孕まないんかい!!!!
最後めっちゃ真面目に締めてて草。いや、良い終わり方だったけどさ、孕まないなら危険日とか言う必要なかったよね……w
総評
『ジュエリー・ナイツ・アルカディア -The ends of the world-』は雷神の野望を阻止し、ヒトの未来を守るお話でした。
新キャラや舞台などは魅力的なものが揃っていたと思います。
深層を進んでいくワクワク感はもちろん、前作で早々に亡くなってしまったシャーロット先生がまた出てくるのはシンプルに熱い。
ソーマと先生が語らう終盤のシーンはジーンと来るものがありましたし、評価できる点が多かったのは事実です。
ただ、私としては上位存在、アリアンナ、大災害に関してご都合主義的な描写が多く目に付いてしまったのが残念でした。
演出も相変わらずバトルモノとしては弱いので盛り上がりに欠けますし
システム面も一部改善は見られましたが、選択肢スキップが未実装でメモリアルの解放がかなり面倒という欠点は前作同様。粗も相応に目立ってしまったなと。
総じて、ペガサス組の物語をもう一度楽しめた点は素直に嬉しかったですが、色々と詰めの甘い部分も目立つ惜しい続編。
前作から2年半という長めのスパンでリリースされた続編としては完成度が高いとは言えず、
もう少しブラッシュアップしてほしかったかなという印象です。
点数
ジュエリー・ナイツ・アルカディア -The ends of the world- | |
---|---|
シナリオ | 15 |
キャラ | 16 |
音楽 | 17 |
システム・演出 | 16 |
全体の完成度 | 16 |
合計 80点 (各項目は20点満点) |

おまけ
マスターアップイラスト

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